冬だなぁと感じること
吐く息の白さ
まんまる太ったすずめの姿
街のイルミネーション
雪をかぶった山々
夕暮れのはやさ
スーパーに並ぶみかん
スタッドレスタイヤのCM…
いろんなもので冬を感じる
冬があるから
春が待ち遠しく
夏が恋しく
秋に後ろ髪をひかれる
冬に悪気はないのだけれど
やっぱり冬の寒さは嫌い…
芯まで冷えるような
キンキンの空気や
からだを突き刺すような風
できれば冬のない地域で暮らしたい
あまりいいところのない冬は
嫌われがち
そんな嫌われものの冬でも
猫と暮らすとちょっとだけ好きになる
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ストーブの前で
おばあちゃんのようにまあるい背中をして
あたたまっている姿

猫だらけでぎゅうぎゅうの
こたつの中

膝の上で満足げに
ゴロゴロとのどを鳴らしながら
眠るひと

外の寒さを知ってか知らずか
存分に温風を浴びながら
腹を出して寝ているもの

もし冬がなかったら
こんなかわいい猫の風物詩も
見れなくなってしまう…
だから冬にもすこし感謝
大好きとは言えないけれど…
今年も来てくれてありがとう…冬


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