エッセイ

特等席

私とあなたのいちばん好きな場所。お互いをひとり占めできる特等席。
エッセイ

猫も風の子

猫はこたつで丸くならない。外でぴょんぴょんはしゃいだあとは、こたつの中いっぱいに伸びている。
日々のこと

初詣

私の初詣はいつも人が少ない時をねらって行く三が日が過ぎたあとの朝一番 空気も冷え冷えで身が引き締まる感じが心地良い 日枝神社でお参りしておみくじを引きお札とお守りをいただいて古いお札のお焚き上げをお願いするここ最近のルーティンである おみく...
エッセイ

箱根駅伝

箱根駅伝が終わってしまうと寂しさを感じるお正月が終わってしまったかのように 毎年泣いてしまう選手たちの箱根にかける想いが心に刺さる 気持ちを新たにまた一年頑張ろうという気持ちにさせてくれる 選手の皆さん本当にお疲れさまでしたそして、ありがと...
エッセイ

新年

あけましておめでとうございます2025年が始まりました 久々に書き初めをやろうと思いたち元旦の朝からせっせと準備してもくもく書いた 冬休みの宿題だったころはあんなにいやだったのに…自ら進んで書くようになるとは私も歳をとったなと感じる 書くこ...
エッセイ

うちの子になろうね ~早すぎる旅立ち~

保護してから一晩目覚めてすぐにあの子のもとへ「おはよう」声をかけると声を振りしぼって返事をしてくれた良かった、生きててくれた 朝一番で動物病院へ電話をかけた極度の脱水と貧血、そして口内炎点滴と痛み止めの注射をしてもらい帰宅 しかし、容体は悪...
日々のこと

うちの子になろうね

秋晴れの朝11月にしてはあたたかい日曜だった散々悩んだ末、思い切って手に入れた一眼レフを試そうと窓辺で寝ているユメ子に近寄っていく ふと窓の外へ目をやると、玄関先で秋の暖かい日差しを浴びながらちょこんとうずくまっている子がいる「あっ、あの子...
エッセイ

猫の記憶

「犬は3日の恩を一生忘れず、猫は一生の恩を3日で忘れる」猫にとっては何とも失礼なたとえである。そもそも、猫は私たちがしていることを恩だとは思っていないのかもしれない。恩を忘れるのではなく、恩と認識していないのだ。猫は出来事を長く覚えていられ...
エッセイ

探求心

この家で暮らしてもう何年にもなる見慣れた家の間取りや家具の配置なはずなのに、猫にとっては毎日が新しい冒険の場所である押し入れや普段は使わない部屋の扉を開けるたび、猫の冒険がはじまる尻尾をたかく掲げ、目を輝かせて軽快な足取りそこに何かまだ新し...
エッセイ

自由

朝晩はまだ肌寒い春比較的あたたかい夜だったので、少し窓を開けていたするとそこへ1匹の小さな虫の勇者が「ブーン」と自分の存在を知らせながら入ってくる その姿を見つけるや否や、遊びたいのか、獲物として狩りたいのか「キャッキャッ」と声をあげて追い...
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