ひとりならどんなに寝返りをうっても余裕なダブルサイズのベッド
このベッドで何も気にせず
ゆっくり睡眠をとったことはいつのことだったか…
私の睡眠の質は決してよくないと思う
自由に寝返りもうてない
寝返りをうとうとすれば
からだは自然に目を覚まし
慎重に足を違う隙間へと入れ替えたり
位置を確認しながら
そして気を遣いながらゆっくり寝返りをうつ
空いている場所をさがして
からだの位置をあてはめようにも
おかしな格好で首や腰を痛める
十分に布団をかけることもできず
からだが半分出ている状態で
寒く風邪をひいてしまったことさえある
快適に眠れるはずのベッドなのに
熟睡とは程遠い毎日である
それでも私は
毎日笑顔で朝を迎えている

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