
うちの子、あまり水飲んでくれないのよね…

どうしたらもっとうまく水を飲んでもらえるかな?
猫も人も水分補給は大切です。
猫に水を飲んで欲しいのに、なかなか思い通りには飲んでくれませんよね?
今回は、猫に水を飲ませる工夫や、効率的に水分補給ができる方法を紹介します。
この記事を読むと…
・猫が飲む水の量を増やせる
・水分補給の方法が広がる
・置き水の利点がわかる

猫に上手く水を飲んでもらう方法

猫に水を飲んでと強制しても、水を飲む量は増えません。
しかし、ちょっとした工夫で水を飲んでもらえる量は増やせます。
意識して猫に水を飲ませたほうがいい理由とは?
猫に限らず、水分を摂ることは生きていくために必要なことです。
なぜ意識してしっかり水分を摂らせたほうがいいのでしょうか?
- 腎臓病や下部尿路系の病気、膀胱炎などの予防につながる
- 脱水症状の予防
- 便秘になりにくく、うんちも出やすい
水を飲む量が少ないと尿が凝縮され、泌尿器系に負担がかかって病気に
なりやすくなります。また、猫は積極的に水を飲もうとする生き物でも
ありません。なので、私たちが意識的に水分を摂らせてあげることで、
病気の予防や日々の健康をサポートできるのです。
水を飲ませるだけじゃない水分の摂り方
水分を摂らせるには、とにかく水を飲ませなきゃ!となるかもしれませんが、
水を飲む以外でも水分をとることはできます。
- 液体のおやつをあげる
- ウェットフードをあげる
- スープを飲ませる
水分を多く含むおやつやウェットフードを上手く活用することで、
猫もおいしく水分を摂ることができます。
また、いつものごはんのときにスープを添えてあげることも効果的です。
いつもはないスープに興味をもって飲んでくれるかもしれません。
水を飲ませる工夫
おやつやウェットフードなどで水分は摂れるけど、純粋に水を飲ませる
ためにできることはないのでしょうか?
ちょっと工夫をすれば、水も飲んでくれるようになるかもしれません。
キーワードは、「興味」をもたせることです。
- ウォーターファウンテン(自動給水器)を置く
- 蛇口から流れる水を飲ませる
- 置き水を増やす
猫は流れている水は新鮮だと思っているようです。
モーターで水を循環させるウォーターファウンテンや
蛇口から水を飲みたいと要求するのは新鮮な水を飲みたいから。
流れる水に猫は興味を示してくれます。
しかし、ウォーターファウンテンなどの自動給水器は、
しっかりお手入れをしないと逆に健康を害することもあるので
注意が必要です。

結局「置き水」がいちばん

いろいろと水分を摂らせる方法を紹介してきましたが、
私がおすすめするのはやっぱり置き水です。
お手入れが簡単で清潔
ウォーターファウンテンなどの自動給水器は、流れる水に興味を示して
くれるので、猫も水を飲むようになります。
しかし、モーターを使用していたり、フィルターを交換する必要が
あったりと、お手入れが必要になってきます。
面倒になってやらないと、逆に健康を害することにもなります。
その点、お手入れが簡単で清潔を保ちやすいのが置き水です。
自動給水器のほうが楽そうですが、ズボラな人にこそ置き水をおすすめします。
飲んだ量もわかりやすい
置き水にしてよかったなと思うことが、水を飲んだ量が分かりやすい
ことです。ウォーターファウンテンはいまいちどのくらい飲んだのか
わかりずらかったのを覚えています。
置き水は、入れた量からの減りがわかりやすいので、今日はいっぱい飲んだ
ねとか、今日はちょっと少ないかな?などとざっくりですが確認することが
できます。
さらに飲む量がわかりやすくするために、陶器のボウルなどを使うのではなく、
透明のグラスを使うことをおすすめします。水が減った量が見やすく、パッと
みてわかりやすいです。
いろんな場所に置ける
置き水は電源を必要としないので、どこに置いても大丈夫です。
ここに置いたら猫がもっと水を飲んでくれそうだけど、近くにコンセント
がないから諦めるなどの問題は発生しません。
猫が騒いで置き水をひっくり返し、水浸し…になる可能性はありますが、
テーブルや収納チェストの上など置く場所が広がります。
いろんな場所に置くと、猫も水を目にすることが多くなり、結果水を
飲む回数も増えます。わざわざ水を飲みに行くのではなく、そこにあるから
水を飲むというような環境をつくることが大切です。
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