自分の夢は、猫には大迷惑?「猫との引っ越し」と向き合う
猫が自然の中で活き活きと安全に過ごせる場所『猫の楽園』を目指して5,000坪の猫庭づくりを計画しています。いつか来る楽園への引っ越しを意識するようになりました。
すこしずつ不用品の整理をはじめていますが、まだ本格的ではないので、猫たちもまさか引っ越しが待っているとは思ってもいないでしょう。
猫の楽園計画とそのための住み替えの様子はこちらから⇩
私の夢のために一緒に連れて行かれてしまう猫たち。猫たちのための夢ではありますが、猫にとっては大きな迷惑に過ぎません。
猫は家につくという言い伝えがあるほど、環境の変化には敏感な生き物だといわれています。引っ越しは窓から見える景色、匂い、家の中の間取りが変わります。猫にとっては慣れ親しんだ場所から、見たことも無いところへいきなり連れてこられて、とても不安になるはずです。
最近では、周りの景色や環境が変わっても、大好きな飼い主が変わらなければ安心できる、猫は家だけではなく人にもつくといわれるようになりました。
信頼できる飼い主がいるのは心強いことですが、場所の変化はやはり大きなストレスになります。
「引っ越しのストレスをできる限り軽減できるようにするには、どうしたらいいだろう?」
いろんな場面をシュミレーションして、引っ越しするときの注意点や手順など、猫ファーストで考えた引っ越しマニュアルを作成してみました。
これから猫と一緒に引っ越しが控えている人、いつか引っ越しするときのためにブックマークをして参考にしてみてくださいね。
【猫の小さな困りごと帖】は、ちょっと気になること、ちょっと聞いてみたいこと、そんな小さな困りごとの参考になればと書いています。猫との暮らしがより大切に楽しくなるように、そっと寄り添える場所になれたら嬉しいです。
この記事を書いた人⇩
☆ネコワズライのライター☆
☆猫たちのプロフィール☆
猫目線で考える、引っ越しの「4つのストレスポイント」
もしも自分が猫だったら―――。
引っ越しの流れに沿って、猫目線でストレスになるポイントを考えていきます。
引っ越し前の準備
不要なものを処分したり、段ボールへの梱包作業がはじまると、猫もいつものお掃除とは違うものを感じてソワソワしはじめるでしょう。家具など大なものを処分すると部屋の雰囲気も変わります。
いつもと違う様子に、猫はこう思ってるかも…

なんか最近騒がしいな
お昼寝してたソファが無くなっちゃった
なんだか部屋の景色が違う…
最近かまってくれなくなったな…
引っ越しの準備に集中していると、ほかのことがおろそかになりがちです。気づかないうちに猫のストレスになっているかもしれません。
引っ越し当日
いつも通りの朝だったのに、引っ越しのトラック、大勢の知らない人、大きな物音など次々といつもと違うことがやってきます。猫にとっては不安と恐怖でいっぱいです。
猫たちはこんなことを思いながら震えているかもしれません…

大きな音や知らない人の声がする…怖いな…
何が起きているんんだ…
どこかに隠れたい
何にも無くなった…
とつぜんドタバタと騒々しくなれば、不安になるのもあたりまえですね。
移動中
キャリーケースに入れられて、病院かと思いきやなんだか様子が違う。長時間の車移動や新幹線、または飛行機など、ほとんどの猫たちにとってストレス以外の何ものでもありません。
きっと猫たちはキャリーケースのなかでこう思っているはずです。

どこに連れて行かれるのかな…
お家に帰りたいな
何かされるのかな…
知らない音や匂いがいっぱい…
キャリーケースの中でずっと鳴いている猫たちをみれば、その不安な気持ちはわかりますよね。大丈夫だよと声をかけても届かないかもしれません。
引っ越し後
見たこともない場所、窓の外のはじめて見る景色に警戒心がMAXになっているはずです。なぜここに連れてこられたのか?ここはどこなのか?まさか新しい家だとは思ってもいないでしょう。
しばらくはこんなことを思っているかもしれません。

ここはどこ?
安全な場所なの?
何があったの?
早く自分のお家に帰りたい…
住み慣れた家からとつぜん知らない場所へ連れてこられたら、怖いし不安でたまらないはずです。
タイムラインでみる猫ファーストな引っ越しの手順と注意点
引っ越しの準備から引っ越し後に猫たちが慣れるまで、約数週間~1か月ほどかかると思います。その期間ずっと猫たちはストレスを抱えることになります。
そのストレスを軽減できるように、これまでみてきたストレスポイントを参考に注意する点を確認してみます。
引っ越し前の注意点
家の中がゆっくりすこしずつ変化するような配慮をしてあげましょう。
- 短期間で一気に準備しない
- 猫のものや愛着があるものはなるべく処分しない
- 可能なら事前に何度か新居へ行き慣れさせる
引っ越し当日の注意点
騒がしい音には辛抱してもらいつつ、安全を第一で作業を進めます。
- 作業中邪魔にならない、安全な場所に隔離する
- 業者にも猫がいる部屋を開けないなど、注意点を伝えておく
- 出入りが多いので脱走に気をつける
移動中の注意点
しつこくなりすぎない程度に猫の状態を確認しながら移動しましょう。
- やさしいトーンで声をかけてあげる
- 体調が悪くなっていないか、適度に確認する
- 長距離の移動は、途中で休憩をとる
引っ越し後の注意点
慣れるまでは時間がかかります。猫の体調をみながら焦らずゆっくり慣れてもらいましょう。多頭飼いの場合は、一頭のパニックが全員に伝染しやすいので、まずはどっしりと構えて一頭ずつ声をかけてあげてくださいね。
- 猫を自由に散策させる
- 猫が愛用していたものを優先して荷ほどきする
- 引っ越しから数日は猫といる時間を増やす
- ごはんの量や排泄などしっかり確認する
猫との引っ越しマニュアル
5,000坪の猫庭への住み替えのため、近い将来猫たちとの引っ越しが待っています。そのときのために、『猫との引っ越しマニュアル』を考えてみました。
猫ファーストで考えた計画を何度もシュミレーションして来る日に備えようと思います。
- ~1か月前準備期間
- 不用品の処分(猫の匂いがついたものは残す!)
- 新居の間取りに合わせた猫スペースのシミュレーション
- かかりつけ医への相談と薬の確保(ユメ子のような持病がある子は特に)
- ~1週間前梱包期間
- ダンボールを出しっぱなしにして「遊び場」だと思わせる
- 猫の愛用品(トイレ・ベッド)は「最後に梱包」もしくは自分で持参
- 引っ越し前日お家に感謝
- 猫たちと遊んだり、コミュニケーションを取りながらゆっくり過ごす
- 早めに就寝する
- 引っ越し当日大移動
- 搬出中は静かな一部屋に隔離 。またはケージへ入れる
- 引っ越し業者にも猫がいる部屋などを伝える
- 移動中の車内ではお気に入りの匂いのついたタオルをキャリーに
- 真っ先にトイレをセットする(自分の匂いがある場所を確認させる)
- とにかく褒める!おやつをあげる!
- 引っ越し後
~1週間定着期- ごはんや排泄のなどいつもより注意して観察する
- なるべく家を空ける時間を短くする
- 猫と過ごす時間を増やす
- すぐに新しい家具に買い替えない
私の場合は車での移動になります。しかも、車でたったの30分。しかし、猫たちにとってはこれだけでも大変なことです。
それと、もうひとつ引っ越し前に確認しておく大切なことがあります。
引っ越しは猫たちにとってかなりのストレスになるので、体調が悪くなったらすぐ連れて行けるように、近くの動物病院の場所や診察時間などは必ず確認しておきましょう。
自分の夢と猫の平穏
私が引っ越しする理由は、自分の夢のためです。外で楽しそうに遊ぶ猫たちをみて、「もっと広いわくわくするような庭で思いっきり走らせてあげたい」そう思ったのがきっかけです。
猫たちから広いお庭を要求されたわけでもありません。これは私のエゴでしかないかもしれません。
しかし、もっと多くの猫たちを幸せにしてあげたい。自然の中で土を踏む感触、草の匂い、風をたくさん感じてもらいたい。その場所をつくれば、きっと猫たちは幸せだと思ってくれるはず―――。
新しく家を建てて引っ越すのは、猫たちのためでもあります。飼い主の勝手な夢につき合わせて申し訳ないという気持ちもあります。
だから、引っ越しは猫たちのことを優先して考え、なるべくストレスがかからないようにすることが猫たちに対しての礼儀かなと思います。
猫の気持ちになって引っ越しの準備を
まだ引っ越しまでの最終関門の結果を待っているので、あまり先のことは考えないようにしています。しかし、今の自宅の売買契約が成立して、新居の工事がはじまればもう後戻りはできません。
しっかり準備して、事故のないように安全でストレスの少ない猫との引っ越しにしなければいけません。
それに必要なのは…
慣れ親しんだ猫にとっての自分のお家から、見たこともない場所へ連れてこられる猫の不安な気持ち。その気持ちをしっかり考えてケアしてあげることが大切ですね。
次回は、いよいよ5,000坪の猫庭プロジェクトが大きく動く『仮審査の結果報告』。夢を現実にするための、ハラハラドキドキの展開をお届けします!




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