室内飼いだからやらなくていいよね?
春ですね。気温も上がりはじめると、気分もだんだんウキウキしてきます。
気持ちよく外で散歩なんかしていると、虫たちのこともよく目にするようになります。小さい虫を見るようになると、我が家ではノミ・ダニ、フィラリア予防をはじめます。
この時期になると、「うちの子は室内飼いだし、フィラリアとかノミ・ダニ予防しなくても大丈夫だよね?」とよく聞かれることがあります。
正直、必須ではないので強制はできません。
「今まで予防していなくても大丈夫だった。」「多頭飼いだとお金もかかる。」となると、予防しなくてもいいか…となってしまうのです。(我が家も4匹なので、毎月はちょっと高いなと思ってました笑)
確かに、そうだと思います。今、何もしていなくても大丈夫。だったらやらなくてもいいよね?ってなりますよね。心理的に人は何かが起きてから行動することのほうが圧倒的に多いからです。
しかし、今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫とは限りません。
猫たちの健康のため、それに私たちも安心を得るため、フィラリア、ノミ・ダニ予防をして損することはありません。ぜひ今年からでもいいので、はじめて欲しい予防です。
今回は、フィラリア、ノミ・ダニ予防の必要性をわかりやすく、そしてぜひ真似して欲しい、我が家の「2ヶ月おき」の投薬ローテーションを紹介したいと思います。
【猫の小さな困りごと帖】は、ちょっと気になること、ちょっと聞いてみたいこと、そんな小さな困りごとの参考になればと書いています。猫との暮らしがより大切に楽しくなるように、そっと寄り添える場所になれたら嬉しいです。
この記事を書いた人⇩
☆ネコワズライのライター☆
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室内飼いでもフィラリア予防、ノミ・ダニ予防をおすすめする理由
家の中でも、ダニが発生したり蚊やノミは侵入してきます。うちの猫は外に出ないから大丈夫。ではないのです。家の中でも刺される可能性も『0』ではありません。
猫がノミダニに刺されたり寄生されると次のような症状が出ます。
治療法は、予防薬としても使われるフロントラインやレボリューションなどの、首に垂らすスポット剤で駆除します。
ノミダニに刺されたり寄生される前に予防していれば、猫は痒みに悩まされることもありません。
では、フィラリアはどうでしょう?フィラリア症は、蚊に刺されると必ず発症するものではありません。蚊に刺されても、私たちと同じく腫れてかゆくなるだけのときもあります。
しかし、その蚊が猫を刺す前にフィラリアに感染した動物を刺していたとしたら?フィラリアの幼虫が寄生してしまうかもしれないのです。
その幼虫は数か月をかけて猫の体内で成長し、心臓や肺動脈へと移動します。そして、深刻な症状を引き起こしてしまいます。
近年はフィラリア症にかかったケースも少なくなってきているといわれています。しかし、これも『0』ではないのです。万が一、感染してしまったときのことを考えると、予防しておくべきだと私は思います。
我が家のケースをひとつ紹介します。この経験を聞けば、予防の大切さと予防するタイミングが重要だということがわかるはずです。
<ヒメ子と予防薬の3年間>
- ヒメ子 女の子
- 押入れの布団にもぐって寝るのが好き
- 短毛よりちょい長め
- 毛の量は普通
- 子猫時代に疥癬の経験あり
- 7歳フロントライン投与忘れ
7月ごろに脇の下にハゲ(脱毛)を発見。
発疹はないが、皮膚は赤みを帯びてかゆそう。
忘れていたフロントラインを投与して8月の終わりごろには赤みもおさまる。
かわいい毛も生えてきてひと安心。 - 8歳5月にフロントライン投与
前の年の教訓をいかして、早めにフロントラインを投与。
しかし、梅雨の時期6月にまた同じ脇の下のハゲ(脱毛)を発見。
原因もわからず、様子をみていたら夏までには回復。 - 9歳3月にフロントライン投与
5月でも脱毛や皮膚トラブルがあったので、もっと早い3月に投与。
その年はハゲ(脱毛)もみられない。
9歳のとき、3月で一回目、以降も計画的に予防薬の投与をするようにしたら、トラブルはおきませんでした。ほかの猫たちもおなじスケジュールで投与していますが、皮膚トラブルはありません。

やはり、虫たちが本格的に動き出す前や、気温が上がって来る前に早めの予防薬の投与が大切だと感じました。
しかし、早めに1回投与すればいいというわけではありません。薬の効果は約1か月~1か月半ぐらいです。動物病院などからは月1回の投与が推奨されています。
薬の価格は1回1匹あたり800円~1500円ほどになります。我が家は4匹なので、1,500×4=6,000円。猫たちを守るためではありますが、1か月6,000円で毎月となると、正直お財布が痛いです。
そこで、辿り着いたのが、猫の安全とお財布を守る、我が家の『2か月おき投与ローテーション』です。しかもハイブリッド予防でノミダニ、フィラリアから猫たちを守ります。
辿り着いた、猫を守る2か月おきのハイブリッド予防
月1の投与が推奨されていますが、薬は約1か月半ぐらいは効果が持続します。薬の効果とお金のバランスを考え、種類を使い分けることで猫をノミダニ、フィラリアの両方から守る、私の投薬ローテーションを紹介します。

本当なら、年間を通して計画的に投与することをおすすめしますが、寒い冬の期間は虫たちも活発に動かないため、活動期にしっかり投与していれば問題ないと思います。
3月からはじめて、2か月おきにフロントラインとレボリューションを交互に投与していきます。11月の投与は飼い主さんの判断でもいいかと思います。交互に投与する意図は、それぞれの薬の効果と家計のバランスにあります。
| フロントラインの効果 | ノミ、マダニ、ハジラミ |
| レボリューションの効果 | ノミ、ダニ、マダニ、犬糸状虫(フィラリア)、 |
交互ではなく、毎回レボリューションの投与でも構いません。しかし、レボリューションはフロントラインよりすこし高めになります。効果は落としたくないけど、出費を抑えたい、そんなときにこのハイブリッド投与計画がとても有効だと思います。
フロントラインもレボリューションも獣医さんへ相談し、処方してもらうことをおすすめします。フロントラインに関しては、ネットからでも購入が可能です。慣れてきたら自分で購入しても問題ありません。
※必ず投与期間を守り、過剰投与にならないように注意しましょう。過剰投与は皮膚に異常がでたり、嘔吐などの症状が出る場合があります。
フロントラインのジェネリック薬品のキャットプロテクトプラスもよく見られるようになりました。こちらもフロントラインと効果は変わらず、価格もお手ごろなのでおすすめです。
一方、フィラリア予防もできるレボリューションは動物病院から処方されたものを使用しましょう。ネットでの取り扱いもありませんのでご注意ください。
正解はひとつじゃない、自分たちの予防スケジュール
完全室内飼いの猫が増えているので、外にでなければフィラリア対策もしなくて大丈夫。または、今まで何も起こらなかったから、これからも予防対策しなくてもいいかな?
そう思っている方も多いと思います。家の中で暮らしていても、蚊の侵入は完全に防ぐことはできません。万が一に備えて、予防対策することをおすすめします。
我が家は屋外キャットランがあるので、フィラリア予防はしっかり行っています。

予防薬は月1回の投与が推奨されていますが、そこは絶対に守らないといけないわけではありません。
次のようなことでもそれぞれ違いが出てきます。
みんな違うので、正解はひとつではありません。獣医さんと相談して投与することが大切です。
今年からはじめても遅くはない
今までノミダニやフィラリアでトラブルが起きたことがなくても、これからのことはわかりません。今年ノミダニに悩まされたりするかもしれません。
最近の気候変動で虫などの生態系にも影響が出ていると思います。今後、未知の感染症も出てくるかもしれません。
猫と一緒に暮らしているのなら、猫を守る義務があると思います。今わかっている感染症があるなら、かかってから後悔することのないように、しっかり予防してあげましょう。
今年からでも、遅くはありません。思い立ったが吉日、今さらと思わずにノミダニ、フィラリア予防をはじめましょう。
私はこれから5,000坪の広大な猫の楽園予定地に引っ越す予定です。そこに移れば、環境も変わるので予防薬のスケジュールも見直さないといけないかもしれないですね。
さて、本格的に動き出そうとしている猫のためのガーデン。次回は自宅の売買契約と新築住居の今後の予定をお伝えします。ここから一気に動き始めるので、目が離せませんよ♪ブックマークお忘れなく!




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