ちょっと涼しくなってくると、からだのあちらこちらがすすり泣く。
「貼っておこうか」
この湿布をひとりで貼る作業、何回やってもグシャっとなる。
でも、このニオイが好き(´∀`*)ウフフ
私はどちらかというと、変わり者である。
猫にも変わり者はいるようで、私と同じく湿布のニオイにつられて
やってくる猫もいる。
変わり者の猫、ヒメ子だ。
湿布のはがしたフィルムを差し出すと、目をまんまるに輝かせて
一心不乱に嗅ぎまくる。
嗅いではペロッと舌を舐める。
また確かめるように入念にいろんな角度から嗅ぐ。


そんな湿布のニオイに夢中になっている姉を冷ややかな目で
見て見ぬふりをしているモモ。
この子もまた変わり者である。
ティッシュがなくなって詰め替える。
空いた箱をくずして、取り出し口のビニールをはがす。
その音を聞くなり、さっきまで湿布に夢中になっていた姉と同じ目を
しながらこちらをみつめる。
「それ、くれるよね?モモちゃんにくれるよね?」
ん~、どうしようか…ちょっとじらしながらも、結局はどうぞと進呈する。
すると、欲しいものが手に入ったモモはそのビニールを
舐めたり、引っぱったり、ちぎったり、私と取り合ったりして
存分にもてあそぶ。




見たい!嗅ぎたい!遊びたい!笑
あなたたち、私に似たからへんなものが好きになったの?
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