こんにちは。ネコワズライのライターTomoです。
ライターでもありますが、最近は開拓者のほうが出番多めです。猫の楽園をつくるため、ひとり5,000坪の山の土地を開拓しています。
今年も毎日のように報道される『熊』の出没や襲われてケガをした人の情報。私はまだ実際見てはいませんが、楽園の土地付近にはゼッタイ生息している熊。
熊の足跡を発見してしまったときの様子⇩
鉢合わせをしない、早朝や夕方は外で作業をしなければ大丈夫。そう言いきかせていても、実際はビビっています。やっぱり熊は怖い。
熊が寄ってこないように、刈払い機やチェーンソーで機械音をたてながら週末は開拓に忙しい日々を過ごしています。
そんな忙しさの中でも、猫たちとまったりする時間は大切。お昼寝している猫の隣や、膝の上に猫をのせて猫の本を読んでいる静かな時間が大好きです。
今日は、久しぶりにおすすめしたい猫の本を紹介します。
この記事を書いた人⇩
本はジャケ買い
私が本を買うとき、だいたいは『ジャケ買い』をします。
もちろん、本は眺めるだけではなく、読むことが大切です。でも、本の顔を見てひとめぼれすることをもっと大切にしています。
素敵なイラストや色使いの好み、かっこいい文字。自分が気に入った表紙の本には愛着が湧きます。ずっと持っていたくなるような本を選びたいから、ジャケ買いこだわるのかもしれません。
ジャケットが気に入ったら、手に取ってページをめくり、最初の一文を読みます。そこでワクワクしたり、その先に広がる世界を知りたくなったら即レジに向かいます(笑)
今回紹介する『猫のエルは』も完全にジャケ買いです。ヒグチユウコさんのイラストに惹かれ、猫が逆さまに描かれている不思議さもまた、読んでみたいと思わせるものでした。
読書が苦手なのに本を読むことに憧れて
小学生の頃の読書感想文が大の苦手でした。そもそも、本を読むことが苦痛だった私。本を読む楽しみを覚えたのは、つい最近のことです(笑)
本を読むことが嫌いだったけど、本を読んでいる人ってかっこいいなとずっと思っていました。大人になったら、「趣味は読書です」と言ってみたいと…。
しかし、そんな見栄張るな理由だけでは、本を読むことは難しいのです。何度その憧れに挑戦して半分も読まずに挫折してきたことか…。
それでも諦めきれない私は、難しい小説とかではなく、自分の好きなものに関する本から挑戦してみることにしました。そう、大好きな猫です。

文字数も見栄を張らないで、最初は文字の少ない猫の絵本からはじめます。そして、短いエッセイ、短編小説と徐々に難易度をあげていきます。
ついには、本が好きな人でも難しいとされる、夏目漱石の傑作『吾輩は猫である』を読み上げるまでに成長しました。
読書感想文が嫌で嫌で仕方がなかった子は、今ブログでエッセイや猫の楽園の開拓の様子を綴るようにまでなったのです。小学校の私が聞いたら、きっと鼻で笑いますね。
さらに、なんとYahooニュースエキスパートにも採用されて、クリエイターとして猫関連の記事を書くまでに至るのですから、人生、何が起きるかわからないものです。
今日紹介する本は、私と同じようなことを感じている人。読書が苦手だけど、本を読めるようになりたい、猫が大好き、何度も本を読むことに挑戦しては挫折してきた人の新しい一冊になれると思います。
『猫のエルは』作者:町田康 絵:ヒグチユウコ
猫を愛する作家、町田康(まちだこう)さんによる猫や動物たちの不思議な物語。5つの短い物語はどれも猫の特徴がよく描かれていて、作者の猫に対する愛情が伝わってきます。
これは、現実のことなのか、まったく作り上げられた物語の世界なのか、錯覚してしまうような不思議な感覚を覚えます。

動物たちが言葉を話し、猫の『諧和』について会議を開く物語は、作者のネーミングセンスやそれぞれの動物の描写に笑わずにはいられません。自分もその会議に参加したい!と思ったほど。
独特の世界観の中で、妙に現実的なやり取りが心地よい違和感となって、作品の世界に引き込まれていきます。
さらに、ヒグチユウコさんの絵が物語の世界観を引き立たせます。繊細な絵のタッチと不思議な構図がクセになる、隅々までじっくり見たくなる魅力があります。
異なる5つの物語で飽きることなく、今まで多くの本を読み切れずに挫折してしまった人でも、きっとはじめて読み切れる一冊になるでしょう。読み終わった後の満足感、ハンパないですよ(笑)
町田康さんとヒグチユウコさんの世界
マルチな才能の持ち主|町田康
作家でありミュージシャン、俳優としても活動していたことがあるマルチな才能を持つ町田康さん。愛猫家としても知られていて、多くの猫たちを迎え、見送ってきました。
一緒に暮らした猫たちのことを綴ったエッセイも発行されています。
町田さんの作品を読んだのは、この『猫のエルは』がはじめてでした。不思議な世界に迷い込んだ現実の猫の物語は、私に楽しい時間を与えてくれました。
この本を機会に、町田さんのほかの本も読んでいこうと思います。
独特な絵のタッチ|ヒグチユウコ
その独特な絵のタッチ、繊細なまでに細かく描かれた線の多さに圧倒されます。色使いは鮮やかでかわいいのに、絵はどこかダークでグロテスク。
いうなれば、『グロかわいい』といった感じでしょうか。一度見たら忘れられないヒグチさんの絵。私もすっかり虜になってしまいました。
画家のヒグチさんも多くの本を出されています。ジャケ買いをする私にとって、ヒグチさんの本のジャケットはすべて魅力的です。
すこしずつ集めて、お気に入りのコレクションに加えていくのが今から楽しみです♪
憧れの読書ライフと本棚
ずっと本を読むことが苦手で、でもずっと本を読めるようになることに憧れていた私。大好きな猫たちに出会い、その猫たちの物語を読んでいくうちに、すっかり一丁前の読書家になりました。
やっぱり『好き』じゃないと続かないんですよね。好きだから知りたい、好きだから伝えたい。その想いがあるからいろんな猫の本を読んだり、自分で猫のエッセイを書いたりできているんだと思います。
これからどんな本に出会えるのか、本棚に好きな本が並んでいく光景がとても楽しみです。好きな本と大好きな猫たちに囲まれて、自分もまた猫のことを書ける幸せ。最高です。
猫の楽園づくりで忙しくしていますが、たまには猫たちのそばでゆっくり本を読みたいですね。
5,000坪の土地に猫の楽園をつくろうと思うぐらい、私を虜にさせている猫たち。楽園づくりもぜひ覗いてってください♪





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