猫のくしゃみや鼻水がちょっと心配…
昨日は最高気温がマイナスだったのに、今日は10度を超える?気温差が激しく体調を崩しやすい毎日です。猫もこの気温差には参ってしまいます。
数日前から鼻水が出るようになった黒猫のサチ子。「ふんっ、ふんっ!」と鼻水を出そうとするしぐさをするようになりました。それに加えて「くしゅん!」とたまにくしゃみもしています。
「さっちゃん、風邪ひいちゃったかな?」
私たち人間でもくしゃみ鼻水が続くと、仕事や勉強に集中できなかったり、ごはんも楽しめなくてつらいですよね。猫たちにとっても、くしゃみ鼻水はつらいものです。
今日は、猫のくしゃみや鼻水、『そのままにしておくのも心配だけど、どうしたらいいか迷っている』という方のために、くしゃみ鼻水の原因や病院へ連れて行く症状の境界線などご紹介します。
【猫の小さな困りごと帖】は、ちょっと気になること、ちょっと聞いてみたいこと、そんな小さな困りごとの参考になればと書いています。猫との暮らしがより大切に楽しくなるように、そっと寄り添える場所になれたら嬉しいです。
この記事を書いた人⇩
☆猫たちのプロフィール☆
猫の鼻のムズムズ、正体はなに?考えられる5つの原因
「なんかくしゃみ多いね。」「鼻水出てる?大丈夫かな?」
くしゃみや鼻水の症状は、命に関わる病気とは結び付かないと思われがちで、症状が出ていても放っておかれることが多いと思います。
そして、多くの人が『風邪かな?』と思ってしまう症状です。しかし、くしゃみ鼻水の原因は風邪だけではありません。そのうち治まるだろうと放っておかないで、原因を考えてあげるようにしましょう。
たかがくしゃみ鼻水ですが、鼻のムズムズや鼻をすすれない猫は不快で苦しんでいるかもしれません。

猫のくしゃみ・鼻水の原因
おもな猫のくしゃみ、鼻水の原因は以下のようなものがあります。
- 猫風邪(ヘルペスウイルスやカリシウイルス)
- アレルギー
- 歯周病や口の中の異常
- 鼻腔内腫瘍
- 異物や刺激
それぞれを詳しくみていきましょう。
猫風邪(ヘルペスウイルスやカリシウイルス)
ウィルスや細菌に感染すると、風邪の症状としてくしゃみや鼻水が出ます。
ワクチンを打っていても風邪をひくことがあります。ワクチンを定期的に接種しているようなら、逆にくしゃみと鼻水の症状だけで済んでいるということもあります。
※ワクチンは感染を完全に防ぐものではなく、重症化を防ぐためのものです。
アレルギー
花粉やたばこの煙、香水や部屋の芳香剤などのアレルギー症状でくしゃみ鼻水が出ることがあります。
花粉の時期なのか?家の中でたばこを吸っていないか?香りの強いものを最近使用していないか?など心当たりがないか確認してみましょう。特に冬場、閉め切った部屋での加湿器のアロマなど使ったりしていませんか?
歯周病や口の中の異常
え?歯周病でくしゃみ?と思うかもしれませんが、歯周病が進行して炎症が鼻にまで広がるとくしゃみを引き起こすことがあります。
猫は歯周病になりやすく、口と鼻も近いので、くしゃみが気になりはじめたら口の中も確認してみましょう。歯周病になっていませんか?
鼻腔内腫瘍
特に高齢の猫(10歳ぐらいから)に多い症状です。鼻の中に腫瘍ができて、鼻の通りが悪くなるのでくしゃみや鼻水が出ることがあります。
普段の呼吸でも『ヒューヒュー』と音がすることがあります。自分で確かめるのは難しいので、この症状を疑うようなら動物病院で検査をするようにしましょう。
異物や刺激
鼻の中にほこりやゴミが入ったり、寒暖差が激しいとくしゃみや鼻水が出ることがあります。
鼻の中に異物が入った違和感で何度もくしゃみをしてみたり、急な気温の変化が鼻に刺激を与えてくしゃみ鼻水を引き起こします。
病院へ連れて行くべき境界線は?
くしゃみ鼻水の原因はさまざまですが、症状の重さ軽さの判断は同じです。では、どのような症状、または、どのぐらい症状が続くようなら病院へ連れていくべきなのでしょう?
※スマホの方は横にスクロールしてご覧ください。
| 様子を見る | 病院へ連れて行く | |
|---|---|---|
| くしゃみの回数 | 1日数回 | 1日数十回、連続で何度も |
| くしゃみが続く期間 | 3~4日 | 1週間 |
| 鼻水の状態 | さらさらで透明 | 黄色や緑で粘り気がある |
| 鼻水が続く期間 | 1週間程度 | 1週間以上 |
| 呼吸の状態 | いつも通りの鼻呼吸 | 口をあけてハァハァ呼吸 |
| くしゃみ鼻水以外の症状 | とくになし | 目やに涙が多い、食欲がない |
※回数や期間など、あくまでも目安になります。
病院へ連れて行く症状にあてはまらなくても、飼い主さんが不安で心配な症状があれば病院へ連れて行くことを強くおすすめします。
予防や日頃のケアも大切
くしゃみと鼻水だけだから大丈夫と思わずに、くしゃみや鼻水も出ないように日頃から予防や対策をしておくことも大切です。
- ほこりや異物でくしゃみが出ないように、定期的に掃除をしてきれいな環境を保つこと。
- 香りの強いものを使わない、部屋に置かない。
- デンタルケアをしてお口の中の健康にも気をつけること。
- ワクチンを接種して、感染しても症状が軽く済むように予防すること。
どれも猫にとっては大切なことで、それほど難しい予防やケアでもありません。大切な猫たちが快適に暮らせるようにサポートしていくのが飼い主の私たちの責任です。
今日のまとめ
さて、サチ子の鼻水ですが、先日ワクチンを接種したあとぐらいから鼻水が出ているような気がします。ワクチン接種の副作用として一時的にくしゃみや鼻水が出ることがあります。
サチ子の鼻水は透明でサラサラ。鼻呼吸もいつも通りできていて、ごはんもしっかり食べるので数日様子をみようと思います。このまま1週間経っても鼻水が止まらないようなら、動物病院へ連絡してみようかなという感じです。

これからの季節、花粉も飛びはじめます。私たちでも酷い花粉症の症状が出ることがありますが、猫も花粉に反応する子がいます。
くしゃみ鼻水だけではなく、目も赤く腫れてかゆみを伴うこともありますので、あたたかくなってくる春先は特に注意して観察してあげてください。
猫の花粉対策は、掃除と加湿です。こまめに掃除して花粉を吸い取り、加湿器で部屋を舞う花粉を抑えることができます。
猫のくしゃみ鼻水が気になったら、原因を考えて対処したり、不安になるような症状があれば迷わず病院へつれていきましょう。



コメント