心がざわつく日々に、1冊の絵本という「心の栄養補給」
毎日忙しくて、いつも何かに追われている。
仕事をしながら記事の執筆、猫の楽園のための引っ越し準備や打ち合わせ。
四六時中あたまを働かせてあれこれ考えていると、心にも余裕がなくなってくる。
心に余裕がなくなると、表情も次第になくなっていくような…。
「このままではダメだ」。
自分がやりたくて始めたことだけど、マルチタスクが重なりすぎてパンクしてしまいそう……。
やらなきゃいけないことは次から次へとやってくるけれど、一回自分の気持ちを軽くしてあげたい。
何か、気分が明るくキレイになれるような、「かわいい」とか「ステキ」とか、女子の気持ちに戻れるようなものに触れたかった。
本を読むと自然と気分が落ち着いてくる。
でも、長編小説などをじっくり読んでいる時間も、考える余裕もない。
「文字を追う」のではなく、「美しい世界を眺めて癒やされたい」と思って手に取ったのが、ヒグチユウコさんの『ほんやのねこ』。
表紙の可愛さ以上に、ページをめくるたびにもっと可愛さがあふれ出す、大人のための絵本。
「毎日忙しくてまとまった時間が取れない」、でも「かわいいもの・美しいものを見てリフレッシュしたい」という人に届けたい1冊です。
この記事を書いた人⇩
本屋の「店主」と、個性的すぎるお客たち

本屋を営む謎めいた女主人と、そこにやってくるユニークで愛おしいお客たちの日常を描いた物語。
訪れる個性的なお客たちに合わせて、女主人が選ぶ本もまた個性的でステキな本ばかり。
女主人の心温まるおもてなしが、「また来よう」と思わせてくれる、不思議な魅力がいっぱいの本屋。
『ほんやのねこ』お気に入りポイント
キャラクターの表情やファッション
微妙な感情までも読み取れるような、豊かな表情の描写。
いつまでも、何度でも眺めていたくなる可愛いファッションや、細かいところまで描き込まれた素敵な小物たち。
見ているだけで「かわいい!」とテンションが上がり、ちょっとおしゃれして出かけたくなるようなワクワクした気分になれます💍👗
クスッと笑えるユーモア
女主人が選んだ本の紹介は遊び心にあふれていて、ページの隅々まで逃さず読みたくなるユーモアが満載。
単に「かわいい」や「きれい」なだけじゃない、ヒグチユウコさん特有のシュールで愛らしい世界観に、思わずクスッと笑ってしまう場面も🤭
まったく飽きることなく、最初から最後まで時間を忘れて引き込まれます。
短い物語でも大満足
字は少なめですが、圧倒的なイラストの存在感で満足感はバッチリ。
あれこれ難しいことを考える必要もなく、目に入ってくる美しい世界をそのまま受け入れて楽しめます。
本の最後には本屋の間取り図がついています。ついつい時間を忘れて眺めてしまうほど、細かい設定や圧倒的な書き込みを楽しんでいる自分がいます。
読み終えたあとには、こわばっていた自分の表情が柔らかくなり、頭もスーッと軽くなる感覚を味わえますよ。
ヒグチユウコの世界と、沼る魅力
ヒグチユウコさんの作品と出会ってからまだ日は浅いのですが、すでにその魅力にどっぷりハマっています。
独特の世界観と、個性的な絵のタッチ、沼るまでに時間はかかりませんでした。
ヒグチユウコさんとは
世界中で愛されている画家。独自のダークファンタジーと圧倒的な描き込み、綿密なペン画が魅力で、画家も憧れる存在です。
顔出しもせず、プロフィールも詳細が公開されていません。絵の世界観と同じく不思議な雰囲気を持っている方です。
植物や女の子、そして猫をモチーフにした絵が多く、さまざまな企業とのコラボやグッズも販売されていて、人気の高さがわかります。
ヒグチユウコさんのオフィシャルサイト

猫好きを虜にする理由
ヒグチユウコさんの絵に登場する猫は、単に「可愛い猫」ではなく、猫特有のちょっと生真面目で、でもどこか抜けいている愛らしさを持っています。
猫っぽくもあり、ちょっと人間らしさも感じられるような、クセのある猫たちは見ていてとても親近感が湧きます。
ヒグチユウコさんご自身も猫と暮らしています。愛猫の名前は「ボリス」。
作品の猫たちはみんなどこかボリスの面影が。描かれた猫の表情はどれも愛らしく、猫への愛が感じられます。
オフィシャルグッズの販売サイトの名前も『ボリス雑貨店』。
本だけではなく、文具、食器、ラグやランプシェードなどのインテリア雑貨にいたるまで、ヒグチユウコさんの世界に浸れる毎日を送れるグッズが満載です。
オフィシャルオンラインショップはこちらから

他の作品も読みたくなる沼
『せかいいちのねこ』など、シリーズで揃えたくなる美しさが魅力。絵本やイラスト集など、アート作品としてコレクションしたくなります。
絵本は装丁が美しい作品ばかりで、インテリアとして飾っておきたいぐらい。
とにかく絵のインパクトが強く、1本1本細かく丁寧に描かれた作品についつい見入ってしまいます。
レトロ感、ダークな世界には正反対の明るい色づかい、豊かで優しい表情、遊び心、すべての絶妙なバランスが中毒性をもたらしてくれます。
自分の心を整える、小さな時間
忙しくて、いつも何かに追われていると、気持ちも荒れて余裕なんてものはなくなります。
そんな自分に気づいているなら、少しの時間、手を止めて本を開いてみよう。
ヒグチユウコさんの絵本は、私をたちまち女子に戻らせ、「かわいい」「たのしい」でいっぱいにしてくれました。
忙しいときこそ、自分の好きな世界に没頭する「スキマ時間」を大切に。
それを叶えてくれたのが「ほんやのねこ」でした。
短い時間でも、なんだか気持ちが前向きに、またやる気を取り戻したような感じです。
明日からまた、猫のための楽園づくりにむけて頑張ろうと思います。
引っ越しまで2か月を切りました!猫たちとの引っ越し準備もブログで紹介していきますね。



コメント