段ボールと余り布で手作りする、『ゲル風』猫のプライベート小部屋

猫と暮らしていると、猫用品ばかり増えてしまいます。
部屋を見渡しても、猫のベッドやおもちゃなどが散乱。
でも、せっかく買ったのに使ってくれない経験ありませんか？
買ったものには目もくれず、それが入っていた段ボールのほうに食いつくのは
猫と暮らしている人の常識となっているかもしれません。

買ってダメなら、その段ボールを使って猫が好きそうな空間を作ろう！
と言うことで、今回は遊牧民の『ゲル』ならぬ、遊猫民の『ニャゲル』をご紹介します。

猫が好きな場所といえば、ちょっと暗い場所。そして少し狭い場所。
地べたよりも少し高くなっている場所。
密閉された空間ではなく、外の様子も感じられるプライベートの小部屋。
さらに、季節や猫のお気に入りの場所の変化にも対応できる、簡単に移動することが出来るもの。
この『ニャゲル』ならすべての条件を満たし、猫たちも気に入ってくれること間違いなし！

＜完成サイズ＞
・高さ　約20㎝
・直径　約40㎝
・入り口　20㎝ × 20㎝ぐらい

＜材料＞
・段ボール　（1820㎜ × 900㎜の段ボール板）
　　　　　　＊もしくは大きめの段ボール2つぐらい
・ブランケット　（100円均一で販売しているモコモコのブランケット）
　　　　　　＊これもお家にある使っていない布などでOK

＜作り方＞
1　段ボールを切る
　　20㎝ × 105㎝の長方形 2枚
　　A 直径40㎝の円 1枚
　　B 直径38㎝の円 1枚
　　＊AとBの円形は、幅が3㎝ぐらいになるようにリング状に切り抜いていく
　　　（最終の円の直径が小さければ小さいほど屋根の形が三角状に高くなる）

2　段ボールを貼り合わせる
　　長方形の段ボールを一度丸めてから2枚を貼り合わせる（強度を上げるため2枚使用）
　　Aの一番大きいリングの真ん中に溝をつくる（入り口になる部分を除く）
　　丸めて曲げやすくしておいた長方形の段ボールをAの溝へはめ込んでボンドで固定する
　　AとBのリング状の段ボールを交互に重ねながら貼っていく

3　出来上がった段ボールの全体を覆うように布をボンドで貼っていけば完成！