猫のためのお庭、キャティオ。風と五感で紡ぐ、愛猫との新しい暮らし|猫の楽園Vol.16

海外では人気のキャティオ(キャットラン)の紹介
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あったらいいな、猫のためのキャティオ

窓辺で外を眺める、愛猫の楽しそうな横顔。 鳥の声に耳をピピッとそばだてたり🐦、風で舞う葉っぱ🍃や虫たち🐞を目で追ったりしている姿を見ると、ふと愛おしさと同時に、小さな葛藤が生まれることはありませんか?

「完全室内飼いが、この子の命を守るために絶対なのは分かっているけれど……本当は、外の心地いい風をもっと味わわせてあげたいな」😟

猫が窓辺で楽しそうにしていればいるほど、叶えてあげたい外で過ごす時間。

実は、お庭の脱走防止対策や高いお金をかけたリフォームをしなくても、愛猫に「安全な外の世界」をプレゼントする方法があるんです😆

今回から3回に渡って、猫とキャティオを楽しむ方法をお届けしていきます。

「キャティオの必要性」「キャティオDIY」「キャティオ(キャットラン)施工事例」に分けてお話ししていくので、キャティオづくりの参考にしてみてください。

我が家が実践している「キャティオ」の魅力と、大好きなガーデニングを猫と一緒に安心して楽しむ暮らしについてもお話ししていこうと思います🌻

この記事を書いた人⇩

Tomo

ネコワズライのライター、Tomoです。
Yahooニュースエキスパートで猫の記事を執筆しています。
猫と暮らす素晴らしさを伝えながら
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そしてもっとたくさんの猫を幸せにしたい♡

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キャティオって本当に必要?

ちょっと前まで、家と外を自由に行き来している猫は多かった。というか、それがあたり前の時代もありました。

しかし、外の世界は危険がいっぱいです。

  • 交通事故
  • 感染症
  • ノラ猫との喧嘩
  • 毒物や変なものを食べる
  • 寄生虫

その結果、自由に外を歩き回れる猫の寿命は、それほど長くはなかったのです。

今は、ほとんどの猫が完全室内飼いだと思います。猫が安全に暮らすためには完全室内飼いは絶対必要です。

でも、一生家の中だけで過ごす…それもなんだかなって思ってしまいます。

完全室内飼いは外の危険からは守ってあげられるけど、猫の自由や外で過ごす楽しみを奪ってしまうような気がする…。

やっぱり猫にも、外を楽しめるような環境は必要なんだと思います。

  • 風の匂い
  • 鳥の声
  • 動く虫
  • 土や草の感触
  • 日差しの感覚

猫は、五感で世界を感じることが好きな生き物です。

五感を使って毎日を楽しむことで、ストレスや運動不足の解消、気分転換にもなります。自然に健康な暮らしになるかもしれません。

外での危険がない「安全な暮らし」と、「猫の楽しみや幸せ」、この2つを叶えることができるのが、『キャティオ』なんです。

キャティオがあると、暮らしが変わる

キャティオを作っていちばん喜んでくれるのは、もちろん猫です。はじめは戸惑うかもしれませんが、数日、いや、数時間後にはお外の時間を満喫しています。

その楽しそうな姿を見られるだけで、キャティオを作った甲斐があったと感じます。

キャティオは、猫たちに癒しと平凡な毎日へのいい刺激を与えてくれるのです。

そして、猫たちだけではなく、猫と暮らす私たちの暮らしにも幸せな変化をもたらしてくれます。

  • 脱走のリスクを減らせる
  • 猫と一緒に外の時間を楽しめる
  • 窓全開の換気でも安心

脱走のリスクを減らせる

キャティオを作ると、脱走のリスクはあがってしまいそうですが、意外とそのリスクは減らすことができます。

ただし、しっかりしたキャティオを作ることが前提です。
隙間だらけのキャティオでは意味がありません。

庭へ出るとき、洗濯物を干すとき、隙間から脱走しないかいつも不安だったのが、キャティオを作って囲えばそこから脱走する心配もなくなります。

しかも、猫と一緒に作業ができる嬉しいオプション付き!洗濯物干しが至福の時間になります。

それに、猫がここからなら外に出れると学習し、外に出たいときはキャティオへつながる窓やドアの前で待つようになります。

ほかの窓やドアの脱走対策がいらなくなったわけではありませんが、「外はここから」と覚えることで、脱走の機会を減らすことができるはずです。

猫と一緒に外の時間を楽しめる

大きいサイズのキャティオなら、猫と一緒に私たちも外の時間を満喫できます。

地中海を思わせる白い壁と青い屋根の街並みをDIYで再現し、まるで海外旅行にでも来たかのように、そこにたたずむ黒猫。
海外に行った気分のサチ子

たとえば…

  • 洗濯物干しなどの家事
  • ガーデニング
  • ヨガ
  • ゴルフのスイング
  • 野球の素振り
  • サッカーのリフティング  などなど…

スポーツの道具を使う場合は猫に当たらないように十分注意が必要です。

いちばんのおすすめはガーデニング。猫と暮らしている人の趣味としても多いガーデニングを、猫と一緒に楽しめるだなんて、夢のようです。

猫はドッグランのような走り回れる広いキャットランは必要ないと言われているようです。しかし、うちの猫たちは楽しそうに駆け回っています。

さらに、私が一緒に外に出ると、その楽しさは倍増?するみたいで、後ろをついて歩いたり、頭突きアタックが激しくなったり、からだ全部で喜びを伝えてくれます。

何もしなくても、椅子を持ってきて、そこでコーヒーを飲みながら猫たちを眺めているのも、至福の時間になります。

窓全開の換気でも安心

そして、もうひとつのメリットは換気です。

小さい窓の網戸なら、爪を引っかけて開けることが可能です。大きい網戸でも、忍者のように張り付いて登ることができます。

勢いがついていれば、その弾みで網戸が外れてしまうことも。

キャティオを設置すれば、網戸の心配もせずに、窓全開にして外の空気を入れることができます。

実は、これが結構違いが出るのです。脱走の心配をして、ちょっとしか開けられない窓と、全開にしたときの気持ちよさは段違い。

家の中を心地よい風が抜ける感覚は、とても気持ちがいいものです。

海外では人気のキャティオ、日本は遅れている?

日本ではキャティオやキャットランなるものの存在さえ、あまり知られていないかもしれません。そんなキャティオですが、海外では意外と普通だったりします。

私が猫のためのキャティオを作ろうと思ったのは、今から7、8年前のこと。

猫たちのために、外を満喫できるスペースを作りたいと思ってネットで情報を集めようとしました。しかし、これが全然ヒットしなかったのです。

ピンタレストで「キャティオ」や、「キャットラン」「猫の屋外ケージ」で検索しても、出てくるのは海外のものばかり。日本でキャティオを作ったり設置している人はほとんどいませんでした。

最近は日本でもキャティオを作っている人たちが、少しずつ増えてきているようです。(正直うれしい♡)でも、まだまだ海外の比ではありません。

日本ではキャティオやキャットランがあまり広まらないのに、なぜ海外では人気なのか?3つの理由がこちら。

  • 【土地】とにかく敷地が広く、お庭が「もう一つの部屋」だから
  • 【文化】週末に家をいじる「DIY文化」が根付いているから
  • 【動物愛護】「猫を完全室内飼いにする+外の刺激も与える」という意識が数歩先を行っていたから

環境や文化、考え方の違いが大きいのかもしれません。

【土地】お庭が「もう一つの部屋」だから

海外の一戸建ては、庭付きがあたり前。しかも、その庭が広すぎるほど広いんです。

ジャングルジムみたいなものがあったり、でっかいトランポリンがあったり、BBQを楽しんだりと、庭で過ごす習慣が根付いています。

海外では、バックヤード(裏庭)やパティオをリビングの延長線として使う文化があります。そこにキャティオをドッキングさせるのが、空間的にもすごく自然なんです。

20帖は余裕でありそうな広さの海外の屋外キャットラン。ネットで覆われた巨大なケージにベンチやキャットタワーが設置されている。
出典:Pinterest(Kattenren.com)

【文化】「DIY文化」が根付いているから

「家は自分たちで育てて価値を上げるもの」という意識が強く、ホームセンターの規模も桁違いです。

キャットラン専用の網や木材のキットが普通に売られているほど、DIYのハードルが低く挑戦しやすくなっています。

それと、プロに頼むと高額になるので、自分たちでやる、DIYが主流になっているのです。

海外では、家を「買ったら終わり」ではなく、住みながら自分たちの手でリフォームを重ねて「家の価値を高めていく」という資産価値の考え方が一般的です。

そのため、週末にお父さんやお母さんが工具を持って家や庭を手入れする姿を、子どもたちは小さな頃から見て育ちます。

日常の延長線上に「自分で作る(直す)」という選択肢が当たり前に組み込まれているからこそ、愛猫のためのキャティオ作りも、特別なことではなく「週末の楽しい家族プロジェクト」として気軽に挑戦できる環境があるのです。

【動物愛護】「猫の幸せを考える」という意識が数歩先を行っていたから

ここが日本と少し違う、とても深い理由です。 海外では、「猫を外に出すと、地域の野生の小鳥や希少な動物を捕まえたり、生態系を壊してしまう」という環境保護の視点や、「猫の放し飼いはマナー違反」という意識が日本よりずっと早くから定着しました。

しかし同時に、「ずっと家の中だけに閉じ込めるのは、猫の楽しみや幸せを考えると好ましくない。外の刺激も与えるべきだ」という考え方も非常に強いのです。

その「ご近所や生態系への配慮(外に出さない)」と「猫の幸せ(外を感じさせる)」の2つを完璧に両立させる最高の答えが、キャティオだったわけです。

日本は、生態系への影響の懸念からイエネコまでを「防除推進外来種」と位置づけようとしています。対策は猫にするのではなく、私たちの意識にこそ対策を立てるべきだと思います。

いろんな観点から、まだまだ日本は猫や動物に対しての愛護の認識が遅れていると感じます。

猫たちにキャティオをプレゼント

もし、自分が猫だったら?一生家の中から出れない、窓から外の世界を眺めるだけ。楽しくないし、毎日が退屈で仕方がありません。

どこまでも自由にとはいかないかもしれないけど、猫にも外で過ごす楽しさを感じてもらいたい。そのために、キャティオは必要なんだと思います。

少しでもキャティオやキャットランに興味を持ってくれる人が増えて、いろんなアイデアのキャティオが生まれ、そこで楽しむ猫たちも増えたらいいなと思います。

でも、やっぱりまだハードルは高そう…。

そう思っている人のために、私が実際にDIYで作ったキャティオを次回紹介したいと思います。

低予算で安全、頑丈なキャティオ(キャットラン)が、簡単にあなたにも作れます!

実際に使った素材やかかった費用、作るときのポイントなど、はじめてのキャティオの参考になると思います。

お楽しみに!

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